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下肢痛と低血糖に苦しんだ術後2日目〜ヘルニア後方固定術 [ヘルニア]

ヘルニア後方固定術の入院日記、6/17(術後2日目)のお話しです。



16日の夜はなかなか寝付けず、寝返りもうまく打てず、うーん、うーん、寝れない…と思っておりました。



術後は微熱ながらもずっと発熱しており、37.5〜37.9℃を行き来していました。
頭を冷やす氷枕が気持ちよかったです。



23時頃、左足にツキーンというか、ビリビリビリッというか、鋭い痛みが走りました。

手術前にあった、下肢の神経痛をもっと増幅させた痛みでした。
痛む箇所は手術前と同じです。


ちなみにこの痛みは、20日(術後5日目)まで強いものがあり、現在術後7日目はごくたまに弱いものがある程度に落ち着きました。



『痛みは日ごとによくなるから』と言われていたにも関わらず、日ごとによくなっていかない日々の始まりでした。





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痛みに耐え切れずナースコールを押しました。


座薬を入れてもらったけれど効かず、1〜2時間して再度ナースコール。

朝の分の内服薬を飲ませてもらったけど効かず、1〜2時間して再度ナースコール。
(座薬は8時間あける必要があるため、この時内服薬を飲んで、朝になったら再度座薬を使うという方針で)


薬品名は聞きませんでしたが、麻薬を筋肉注射してもらい、それでようやく1時間半ほど眠れました。

看護師さんはベッドの調整(足を上げたり頭を上げたり)も試してくれましたが、逆に痛みが増幅するだけでした。


睡眠薬を貰うという手もありましたが、飲むには朝に近付き過ぎていることからやめました。




ようやくうとうとしかけたところを、同室の方が5時頃カーテンをシャーッと開けられた音で目が覚め、以降眠れませんでした。

余談ですが、この同室さんにはとても悩まされました…。





朝食は少しだけ食べられました。

傷口よりも足の痛みがひどくて、何をしてもダメでした。



その後、初めて見る医師が傷の確認と消毒に来てくれ、看護師さんが着替えの手伝いに来てくれました。

点滴がないだけで昨日よりもスムーズでした。

身体を温タオルで拭いてくれて、導尿の管と排液の管も抜きました。

導尿の管を抜いた後は石鹸水を流してから、お湯で流してくれました。



この日からパジャマは自由になりました。
(術後1日目の着替えでは、前開きのパジャマにしてほしいと言われていました)




午後の早い時間、リハビリ科の主任が来てくれて、歩行器を使って廊下を歩きました。


起き上がるのもやっとの状態なのを起こすのも手伝ってくれ、本当に感謝感謝です。


しかも、この時間と夕方と、2回時間を取っておいてくれたんです。

来てくれた時に、
『前日に痛いと言っていたから、今もし歩けなかったらと思って夕方にも枠用意してるんだけど、どうします?今行けます?』
って聞いてくれました。



廊下を歩いて部屋まで送ってもらう途中、汗をかき始めて、少しふわふわした感覚に襲われました。


リハビリ科の主任も心配してくれ、緊急と思い看護師さんを呼ぶのではなく自前ので血糖値の測定をしました。


この時の血糖値は82でした。
運動直後で、食後1時間半で82。


少し様子を見たけど冷や汗が酷かったので看護師さんを呼んで、病院の測定器で再測定。
この時の血糖値は72。

『ちょっと検討させてください』と看護師さんは去って行きました。


手も震え始め、低血糖症状そのものだったのですが、戻ってきた看護師さんは『数値的に低血糖ではないので、もし症状が強くなったら教えてください』と言って戻ってしまいました。

横になって過ごしましたが、カタカタ震えてきて血糖値がどんどん下がるのを感じました。


ナースコールはせず、手持ちの測定器で測ると67でした。
今度こそナースコールをして、ブドウ糖10gを摂取しました。


機種による誤差があること、運動後は下がることをご存知ないのかな…。

この件は退院時、主治医にしっかり相談するつもりでいます。

数値よりも低血糖症状をなんとかするよう考えて欲しいですよね…。

※事情を聞いたところ、看護師は《70以下でブドウ糖10g》と指示されており、70を切らない低血糖症状の場合の指示はなかったとのこと。
しかもその時、私の主治医は二人ともオペ中で連絡がつかなかったため、マニュアル通りの対応となったようです。



この頃は糖質計算をあまりしておらず(だって痛かったんだもん)、夕食後も低血糖になりました。





結局ご厚意に甘えて、この日は2回お世話になりました。

夕方はリハビリ室から外に出て、テラスを少し歩かせてもらいました。
数日ぶりに外の空気を吸えて、いい気分転換になりました。




これまでインスリンはナースステーション預かりだったのですが、夕食前から返され、自己調整することとなりました。

が、痛くてあまり計算せず打った結果が低血糖でした…。



ナースコールをしてもなかなか応答がなく、やっとの応答で『低血糖なのでブドウ糖ください』と言うと、何か返事が聞こえました。
内容はわからなかったけど、どの看護師さんかだけはわかりました。


が、一向に来ない。

同室さんが別件でナースコールをしたら、別の看護師さんがすぐに来てくれました。

その用事が済んでから声を掛けました。

「低血糖なのでブドウ糖食べていいですか?2.5g2個入り2袋で10gだから」と、手持ちのブドウ糖を示して。


そしたら『いいですよ!ナースコールってしました?』と言われたので

「して、返事あったのに来る気配なくて」と伝えておきました。。



低血糖症状の中には『不安感』もあります。

その時の低血糖症状は『震え』と『不安感』でした。

そんな中、呼んだのに、返事をしたのに、来ない、という状況は物凄くつらかったです。



これもしっかり主治医にお伝えするつもりです。






術後2日目は、概ねこんな感じ。

傷の痛みなんてどうでもいいくらい、下肢痛がひどかった。


同室の方たちから『今より痛くなることはないから頑張ろう!』と言われていたけれど、術前よりはるかに痛く、術後すぐよりも痛かった私は、どこに救いを求めればいいかわかりませんでした…。





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ぺーのママ

こんにちは
ブログを読みながらChihiroさんの身体を心配しています。
痛みはつらいですよね
お大事になさってください
by ぺーのママ (2016-06-23 12:22) 

chihiro

ペーのママさんありがとうございます!
まだ時間軸が追いついていませんが、現在は足の痛みも落ちつき(たまにビリッと走りますが)、比較的痛みとはうまく付き合えています。
退院が迫ってるので、リハビリがんばります!
by chihiro (2016-06-23 13:10) 

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