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対象年齢と《月齢に合わせること》の必要性 [発達]

ほとんどのおもちゃには《対象年齢》があります。

《対象年齢:○歳以上》だったり《○歳以下の子供には与えないでください》だったりと表記はさまざまですが…。


今日はその《対象年齢》についての私の考え方についてのお話。





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対象年齢が定められている理由は様々です。

すべて経験則なので、違う理由だったらすみません。
あくまで個人の見解です。



たとえば電池で動くおもちゃの場合。

対象年齢が低いものは、電池カバーはネジで留められており、かつそのネジは脱落しないように出来ています。

反対に対象年齢が高いものは、そんなことはしていません。



たとえば積み木の場合。

対象年齢が低いものは、塗料を用いていません。
もしくは、舐めても大丈夫なものを用いています。

反対に対象年齢が高いものは、落ちやすい塗料を使っていたりします。




こんな風に、対象年齢には《安全面》が大きく関わっていると思います。


一方、《安全面》では問題ないと思われるおもちゃ、たとえばぬいぐるみやガラガラなんかにも対象年齢はありますよね。


それは《発達面》が大きく関わっています。

その時期にそういう刺激に触れるといいですよ、
その時期には主にそういうもので喜びますよ、
と言ったものです。





話は変わりますが、チビちゃんは《こどもチャレンジ》をやっていません。

なぜ《こどもチャレンジ》の話をするかというと、あの教材は《月齢に合った》ことを売りにしているからです。

《その時その時に、赤ちゃんが興味を持つ、赤ちゃんの発達や成長を促すおもちゃが届く》というのが売りで、私のママ友の中にもそれに惹かれて受講しているおうちが何軒かあります。





《月齢に合わせること》って、そんなに大切でしょうか?



たしかに、細かな部品を飲み込んでしまうおそれがあったり、怪我をしてしまうおそれがあるのなら安易に与えるべきではないと思います。


大体のおままごとなんて、対象年齢は3歳頃とされています。
でももっと小さな赤ちゃんも、あの《ザクッ》という音は大好きなんです。
おままごとに危険、ありますか?


先ほど書いた、対象年齢の設定は《安全面》《発達面》というのに当てはめると、おままごとは《発達面》での対象年齢だと思っています。
おままごとセットの中には細かな部品や塗料が剥げてしまいそうなものもありますが、そこは選べばいい話です。




それと同じことが他のおもちゃにも言えるんです。


子どもが興味を持つものを《今の月齢なら》《興味を持つだろう》と親が勝手におもちゃを選んでしまうのはもったいないと思います。

仕事をしているママの中には『選んであげる時間がないから』と受講しているおうちもありますが…。


《子どもの発達や成長を促すもの》は、素人にはわかりません。
でもそれだって少し調べればわかることです。
赤ちゃんは原色がいいとか(視力の問題)、転がるものがいいとか(追いかけることでズリバイやハイハイを促す)。



赤ちゃんだけではありません。
将来的にも、《年齢に合わせた》ものは必ずしも必要ではないと思います。

学習教材も、出来るのなら先に先に進んでいいと思います。
本も、対象年齢以上のものもどんどん読んでいいと思います。
(私は小学校低学年の頃に高学年向けの伝記や小説を読み、そこで漢字を覚えました)



なにに興味を持つかは、子どもによって違うものです。
それを大人が定義してしまうのは、本当にもったいないと思います。



出来れば、子どもが興味を持つもの、子どもが遊ぶものは親が選んであげたいですね。




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