虹の電車

《虹の電車》と聞いて、どんな光景を思い浮かべますか？

今日は、チビちゃんと私の《虹の電車》のお話。


先日チビちゃんに微熱があったときのこと。

晩ご飯を作っている私に『チビねんねする』と宣言したチビちゃんは、私の手を引いて寝室へ。

日課の《スマホで自分の写真を見る》を終えたチビちゃんはすやすやと寝息を立て始めました。





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その後しばらくして旦那も帰ってきて、私たちが晩ご飯を食べ終えた頃、チビちゃんが起きて泣きました。

炊き込みご飯を少し食べたチビちゃんは元気になったようで、遊びたがりました。
寝かせたい親と、遊びたい子どもという、どこのおうちでもよくある戦いの時間…。
ましてやその日のチビちゃんは微熱があったので、なるべくなら早く寝かせたい…。


そんな時に私の口からぽろっと出たのが《虹の電車》でした。

「チビちゃん、ねんねして夢の中で虹の電車を見に行こうか」と。

チビちゃんは虹も電車も大好きなので『にっじゅ！でんしゃ！見たい！』と、いい子でパパと寝室に戻ってくれました。


寝室から聞こえてきたのは『にっじゅ！でんしゃ！』というチビちゃんの楽しそうな声。

チビちゃんは何を想像しているんだろう…、と考えるとなんだか楽しくなってきたんです。


外装が虹色の電車？内装も虹色かな？

それとも、虹の上を走る電車かな？

それとも、虹を目指して走る電車かな？

それとも、虹色の蒸気を出す電車かな？
（それは蒸気機関車でしょ、っていう正当なツッコミはご遠慮ください（笑））

それとも、乗ると虹が見える電車かな？

それとも、虹そのものが線路を走るのかな？



チビちゃんが何を想像したのかはわかりません。
それが話せるようになる頃には忘れてしまっているかもしれません。

ただ、嘘にしてしまわないためにも、今度《虹の電車》を絵にしてみようと思います。

イラスト、苦手ですけどね…。

一応嘘にしないために《夢の中で》とは言ったものの、チビちゃんにはわかってませんからね…。



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